いだてん

女子コンパニオンの面接会場に金栗四三聖火ランナーやりたいと紛れ込むとか、大松の監督辞任を止めたい田畑が気持ちを理解するため実の娘に回転レシーブ受けさせようとしたとか、けど娘に断られたので自分が受けてみることにしたとか、ここに来て盛り込まれるエピソードのキテレツさがいとおしい。そんなことしてる訳は多分ないのだけどとてもいい。このドラマにおいて金栗さんも田畑さんもそういう存在だ。五りんが三波春夫に弟子入りしにいくのも、頭は抱えるけどそういうことしかねないなと笑ってしまう。今日の菊枝さん凄かった。めちゃめちゃ喋ってたしもう変な声じゃないし、「やるべきことを途中で投げ出した男が家に帰ってきても嬉しくない」と言い放ってその横でまーちゃんが「えっ」て顔していた。家族旅行のことも、娘と二人して「行きません」「行っても楽しくない」とか言っていて笑う。見事な家庭ができあがっているよ菊枝ちゃん。女子バレーの人たちは登場するたび良い。馬が一瞬で心の温度を上げてくる。大松もよかったな。この大松ほんとうに良い。見られてよかった。しかし大松も随分嫌われていたんだな。まーちゃんもそうだけどこういう牽引力爆発してる人を守るのむずかしい。決断に迷う大松をけちょんけちょんに言うまーちゃん、久々に本領発揮だった。聖火リレーのコース決めるときの輝きも。一人ひとりが主役の輝き。岩ちんも、森西さんや大島さんにすらそう思う。練習する女子たち眺めながら「国じゃなく自分のためにやっている」とまーちゃんが言って、それでもそんな風に思えなかったりするんじゃないかって気持ちが少しわいたところ、今日のいだてん紀行がすぐに吹き飛ばしてくれた。本人がそう言っているんだぜ。スポーツやる人はちゃんとそうしてる。こちらは勝手に励まされてしまう。