ラブレターズ単独ライブ『LOVE COMPLEX』

渋谷ユーロライブで一連の1Hライブを経て、新宿角座での単独ライブ。単独ライブはストップウォッチで時間を計らないし、終わるごとにトークでつながない。そして幕間映像もない。気づけば単独ライブとしてのタイトル表記も前回までと変わったのだった。
可笑しくて気味悪い人物が次から次に出てきた。どれも奇妙さのファーストインパクトを胸に残して、やがて物語の中に立ち上がる哀愁にも絶妙に共感させない。そんな人も生きているのだというまなざしを与えてきます。へんな人の多くを今回は塚本が担っていたと思う。初っ端から声量もおそろしかったです。若手女優が水飲んでいるときのゼロフェイス、最高だった。溜口のへんな人は最後にとっておかれていた。何を言っても、なんなら何も言わなくても客が笑う時間でした。ラブレターズは作家性も演技力も素晴らしいところシンプルに顔の使い方もそこに競るレベルなので結果顔の話してしまう。だから顔のこと褒めるときその裏に作風とパフォーマンス力のことも言ってると察してほしい。後半に1本だけ入っていた溜口脚本のコントは、脚本に忠実なのであろう、時々出現する演者の大根も相まって、見事にこちらの脳を歪めてくれました。