いだてん

前畑ガンバレの回。見終わった後にお年を召された前畑さん御本人をインタビュー映像で見るのぐっとくる。彼女がベルリンの選手村の部屋で亡くなったご両親と対話するシーンを見ながら、ドラマではこうしてお父さんお母さんの姿を見ることができるけど実際はひとりで心を整えてここまで持っていったんだなと考える。しかしお母さんの「みんなで泳ぐんよ」という言葉は見事に響いていた。その後の日本中の「がんばれ」の意味を導くような台詞だったと思う。あの「がんばれ」は誰か個人の心身への命令や要求ではなくてもっと森羅万象コミコミでもって「なんかこうこのこれがうまくいく世界であれ」的な祈りに近いんだっていうことを、言う側の私たちも、そしてもしよかったら言われる側も、思い出せたらいいと思った。ヤーコプのこと悲しい。前のロサンゼルス五輪で水泳陣大活躍のあと向こうの日系人が「私は日本人だー!」て大盛り上がりしたの思い出すとなお悔しい。