いだてん

いだてん上京。この頃の上京がもたらす異世界感、浅草と天狗たちが担ってる。一方で現代の、東京に程近い町に住んでる私からすると、四三の故郷の鮮やかな景色もまた別世界だ。ほんとうに緑が美しくて高低差があって、高く空から見下ろすアングルで何度も心奪われる。先週あんなにかっこよかったお兄ちゃんは早くも田舎のおっさんとなり、別れの駅で猛烈に鼻水を垂らしていたけど、あれはあれであの場所で健康的な年の重ね方をしていると思うし、変わらず四三の揺れを察してくれている。四三はいい家族に育ったな。手紙を皆で読んでいる様子など見ていてもそう思う。美川君は早くもおもしろ枠にいるように見えますが大丈夫でしょうか。永井舎監は愛する肋木を自ら罰扱いしてますが大丈夫でしょうか。そんな罰棒の間に四三が見た未来の始まり。肋木でも蓮根でも見えるときには見えるんだと思う。スローモーションで訪れたマラソンとの出会いの瞬間、美しかった。人がこれから好きになるものと最初に出会う瞬間を、そうなると知っていてこんな風に目撃できるのは幸せだ。やっぱり歴史のドラマなんだな。どこかに行くためじゃなくても走っていい。成程スポーツだ。スヤさん、可愛い顔と可愛い声のまま自転車で爆走する凄さは事前番組で何度か拝見してたけど、転んだあとに遠ざかる汽車を見る表情とてもよかった。それにしても第1話で見たシーンの数々に、思ったよりも早く追いつきそうな勢い。今日既に治五郎先生の「ペ」を抜き去っている。