ジヌよさらば~かむろば村へ~

公開初日です。落ち着いてから観にいこうかなと思っていたのだが、横浜の北のほうの映画館で舞台挨拶をやると知って俄かにチケットを取った。地元にまあまあ近い*1というだけの理由です。でもなんでまたこんなところで舞台挨拶をやるのだろう。映画館への道すがら、鶴見川沿いには桜が咲いていた。先に舞台挨拶の話をすると、終演後、新宿から出演者の皆さんが到着するのを少し待って開始。松田龍平阿部サダヲ二階堂ふみ、そして松尾スズキ。4人揃ってどこまでも平坦なテンションでした。司会から松たか子の話題を振られた際には松尾スズキ阿部サダヲがご出産のことに触れ、特に阿部サダヲは子どものできた時期をやたらと推測していた*2。先日ドラマの会見で敢えて裏番組の名前出してきたのもそうだけど、公の場でも常に加減を見極めてかるく乱しにくる阿部サダヲのスピリットである。一方松尾スズキはその松たか子から本日によせるメッセージを携帯メールで貰ったけど楽屋に置いてきた、ていうんで覚えてる範囲で伝えていた*3二階堂ふみは水色のワンピースも含めとても可憐だったし松田龍平は寝起きで*4グリーンモヒカン*5でした。内容のほうはまだ公開したばっかなんでアレですが、アレよ、ずっと面白いです。赤子の手のように簡単にひねられる。そして変な顔や動きは満載だけど余計なこと言わないでいてくれるので、自分のペースで登場人物のことたくさん推し量ったり寄り添ったりすることができた。阿部サダヲの村長役、今のこの歳の阿部サダヲから出るうまみを相当量引き出していて震える。「創造主…!」て思いながら松尾スズキに拍手を送った。だって顔の見た目ひとつとってもそうなのだ。松たか子もほんとうに素晴らしかった。主演の松田龍平は演技と持ち前の性質とで、ああいう少し根っこから変わってる人にぴったりだったと思う。大人計画界隈の皆さん、鮮やかな仕事だった。あの人が現れたときなんかやっぱり笑ってしまったもの。

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*1:高校の同級生の実家がある、くらいの近さ。

*2:この映画の後だろう、長いロケが終わって帰ってきてやったのだろうとか言って、松尾スズキに「『やった』って」て咎められていた。懲りずに「僕はやってないけど佐橋さんはやったんでしょうね」などと口走ってました。

*3:「キャー!」で始まっていた。

*4:移動の車中で寝てたとのこと。挨拶の最後になってようやく、客が映画もう観た後だと理解した。

*5:別の作品を撮影中のため。