いだてん

孝蔵、妻帯者になる。ずっと濡れ鼠みたいな顔して、どうしたいんだ。ナレーションを担う時間もこのごろはめっきり減って、物語の中の人になっている。彼に何が起こるんだろうという気持ちになる。四三はといえば、呼称「パパ」のどぎつい衝撃である。女子の手のひら返しの鮮やかなこと。実話からのエピソードでいうと二階堂トクヨのカツラも強烈です。トクヨのターン、大人計画の香りがしなくもない。史実を物語に起こしていくと時にふざけたようなインパクトを巻き起こすけど、実際そこに生きていた人たちにそれだけのエネルギーや感情があったんだろうな。にしてもパパて。四三が優男やチョイ悪風でなくチリチリ体育おじさんでまだよかった、と書いてみて、いやチリチリ体育おじさんのパパも考えようでは嫌だろう、と思ったのでこっちにも偏見ありますねと少し反省。女が脚を出して何が悪い、男が目隠しをすればよい、という四三の論は、パパ呼びを吹き飛ばし時空をも超えた切れ味を持っていた。シマちゃん先生ずっと切ないなあ。幸せになってほしい。人見絹江さん声もいいしめちゃめちゃ楽しみです。