ラブレターズのコントライブ『なぁ、みんな!返事してくれ!」

終わり方がバカみたいでよかったですね。いきなり終わり方の話からしますけど、清々しかったです。始まり方のことでいうと、いつものようにスクリーンに繋がれたPC画面のストップウォッチを起動するのが今日は若いスタッフの男性だったのですが、開場から暫く置いておいたせいかロックかかってしまっていて普通に袖の演者*1を呼んで助けてもらっていました。そのあと黒い布を被せてモニターの光を隠すのですが、ただ前にかかるように掛けたのでサイドから客席にこうこうと光が漏れていました。この短時間でキャラクタを鮮烈に見せつけるあの子、コントの人物だったのではと思わせるほど。
片や主役のお二人はユーロライブの公演にもうすっかり慣れたものという感じで、小僧のような姿でありながら風格も漂う。ギャグマンガになってしまって身体がグニャングニャンになる溜口や、ツッコミが2つから3つに増えてゴジラの進化の瞬間みたいな空気を放つ溜口、可笑しかったです。いつでもくだらなさを備えてる。塚本は今回受ける側の役回りが多く、その分なのかコントの合間の、役を離れた塚本自身が風変わりな状態になっていました。序盤から奇妙な一発ギャグを自らかまして赤面したり、幕間の映像で出てきた、アプリ加工された自分の女装フェイスを「かわいかったでしょ」と無邪気に客に問いかけて全員にふんわり無視されたり。投げかけた問いが誰にも拾われず床にペチャンと落ちる音が聞こえるような見事な時間でした、あれは。そこそこ好きで来てるんじゃないのか我々。制限時間内に終わらせることへのこだわりももはや意味などなく狂気じみていた。それはそうと10月に単独ライブが催されることも本日発表されました。ここでやってるライブと単独ライブの何が違うのか。きっと時間を計らなくていいことだと思う。時の呪縛から塚本が解放されるよ。楽しみです。

*1:塚本。