いだてん

スヤさんが来た。スヤさんが来てくれてよかった。四三がスヤさんの前で弱音を吐くんだなあというのと、スヤさんは弱音を吐かなかったなあというのと両方思う。弱音は吐かなかったけど二度見はしてました。一緒に暮らして改めて、身に染みて知る金栗四三のランニングバカっぷり。金栗50人の妄想を自分でいたく気に入ってるの訳がわからない。あんなに幾つも金栗50人の映像パターン作る制作側もバカを応援しすぎです。でも彼にとっては、あんなに走れて走ることが好きな人が大量に居たらできることが爆発的に増えるんだろうな。世界記録を出しながら五輪のタイミングに恵まれなかったという事実は消えないしそれはこれからいつ何度振り返っても悔しいだろうけど、そこに留まっていられないくらいに今日の四三の目は輝いていた。口角はその決意を嘉納先生に話す前から上がっていた。今日出てきた四三の台詞で「伝わっとらーん!マラソンの魅力がいっちょん伝わっとらんばい」ていうやつが勘九郎の言い方込みでとても好きなんですけど、もうそこに向かって走っているんだ。どうしたと嘉納先生がかける声が優しい。嘉納先生はずっと四三に優しいな。清さんもずっと優しいよ。駅伝の人混みを四三の前に立ってかきわけながらちょっと嬉しそうだった。人混みの中から走る四三を見るスヤさんも嬉しそうだったな。スヤさんが直に見られたって点においてオリンピックより50倍素晴らしいかもしれない、駅伝。EKIDEN!体協新メンバー側の武田さんが命名してくれたのもよかったというか、イベントひとつやり遂げて大きな話題になったことで一体感も少し強まるといいなと思う。しかしへんなイベントだったんだな第1回駅伝。どんなイベントも第1回は多かれ少なかれへんなんでしょうね。なんか勇気づけられます。田畑さんの物語は始まりそうでまだ始まらない。シマさんもこれからだ。