Way to 2000 2 MAN SHOW 1996回

ライブ通算2000回を飾るZepp Tokyo公演に向けてニューロティカがひた走るカウントダウンツーマン5番勝負、この日はグループ魂を迎えて。開演5分前に"ブラックロティカ"なる悪い集団がステージに現れ、ひとしきり客を煽って帰っていった。悪さを表現するために黒い服を着て蛇を咥えたり、客をババアと罵って「下ネタを言ってやったぜ!」と胸を張ったり、悪をよくわかっていない悪人ブラックアツシ。「今楽屋にいる、黒い服を着たグループ魂も俺たちの仲間だ!」などと息巻いていた。
しかし破壊は青いジャケットを着て登場。寧ろ悪さが感じられます。今回のグループ魂、とてものびのび好きにやらせてもらってる感じがあってよかった。時間に追われる様子もなく*1、石鹸は三宅ロックフェスティバル公式テーマソングを歌わせてもらい*2中村屋のくだりでは照明で舞台上の大向うを暗がりに隠すという演出までいただいていました*3。ところで先日の氣志團万博では破壊の歯が思わぬピンチを迎えましたが、今日は石鹸のドラムセットにいつも据えられているイガール人形が、カヲルに殴り飛ばされてツノと指数本を失うという受難。さらにはスリッパの在庫が早々に底を尽きたことをカンペで告げられ破壊が激怒、引退を決意したと言い放って荒ぶるシーサーみたいな顔で「NEVER END」歌いながら前にせり出してくるという事態も起こりました。あと個人的には、今回に限りませんが港カヲルが女子高生扮装*4で「お兄ちゃん、見てる~、見てる~」と入ってくるとき破壊が水を飲みに行ってて本当に全く見ていないところ、「ペニスJAPAN」の「損保」のところで破壊が今でも客にマイクを振るところなど、楽しい気持ちにさせてもらってます。ハコのサイズがこのくらいだと7人とも目が届いて見やすいな。後半、ニューロティカのターンはもうひたすら速くて、楽しいけど筋肉痛になる。自分たちは新宿LOFTがホームなので今日のステージで前に出る歩数が微妙に合わないって話から、ここでそんなならゼップで一体どうなるんだ、みたいな話をメンバーでしてるのがたいへん微笑ましかった。グループ魂のカバー2曲もやってくれて、1曲は新曲「もうすっかりNO FUTURE!」だったんだけど、あっちゃんの言う「ノーフューチャー」は何度繰り返しても全然楽しそうで屈折がなくて本当に素敵だなと思う。中村屋もちょっとやってみせてて、カタル&ジェームスの器用さとサポート力が光っていました。グループ魂の客まで喜ばせたいという思いがとにかく強い。本当にその一心でだったのだと思いますが、あっちゃんは八王子に伝わる猥歌*5をがっつり歌って客をびっしり引かせたりもしていました。何故だと問うあっちゃん。それじゃないんだよあっちゃん。けれど次から次へと速い歌に飛び乗って、前に後ろに上に下にと己の身体を振り回すようにして歌い続ける姿は時に坊主かアスリートのようにも見えた。年を取っても悲しいことがあっても、いつもこうやって動き声を鳴らせば魔法を使えるんだというルーティーン。この魅力に囚われた人は大変だろうなと周りのニューロティカファンをニコニコと見ました。最後は全員出てきて大演奏の大合唱。魔法を浴びて小僧みたいになってる人が、ステージ上にも何人かいたと思う。楽しい水曜の夜でした。ブラックロティカは本当に何をしに来たのでしょうね。

*1:破壊が挨拶の前に脈絡もなくブルーザー・ブロディの真似して吠え出すなど。

*2:ドラムをニューロティカのナボにお願いしていた。ナボは「Over 30 Do the 魂」にも参加。カヲルが誰かを隣に携えて歌ってる姿だいぶ懐かしかったです。

*3:ただ中村屋的にはこれで誰が喋ってるかわからなくなって一層孤立を強めるという悲しい展開に。今年の流行語候補に「そだねー」を挙げたら全員に知らないふりをされて独りで「そだねー」「もぐもぐタイム」とか何度も言わされる仕打ちを受けていた。

*4:新グッズ発売のタイミングで私服に衣替えしてお送りしています。

*5:詳細は控えますが穴がどうこうってやつです。