グループ魂 東京、水入らず

お台場のさらにその先、豊洲Pit。何時間見といたらいいですか。7年ぶりの東京ワンマン、多少余裕を持って着いたのでTシャツを買いました。メンバー7人横一列。いつかパジャマになってなお輝くデザインだと思う。
7年ぶりのワンマンは港カヲルで始まらない。あのファンファーレは鳴らない。代わりにベストテン的な曲に乗せて2人の黒柳風おじさん*1が現れます。ネットで募った聴きたい曲ランキングを20曲にやるという企画にあっさり挫折して、10曲で勘弁してもらうことにしたからです。ただこの残念な発表の直後に放たれたのが10位「君にジュースを買ってあげる」からの9位「RUN魂RUN」。古参が早くも火を噴いた。一方ステージ上の諸君は初っ端から大看板のジュース10位に納得いかないとか言っている。主に破壊が言っている。いつも合いの手でアンアン言ってるのはじゃあ演技かと。そんな破壊は今日も目を逸らす客に食らいついてジュースを尋ね迫り、「言ってみ?言ってみ?別の、あっちのイクでもいいよ?イッてみ?立ったままイッてみ」…。本当に恐ろしい人間です。恐ろしい人は他にもいて、というかこの日一番恐ろしかったかもしれないんですけど、バイト君。さっきのMCで言った台詞*2を、曲を挟んだ次のMCで一言一句違わずもう一回言った。時空が目に見えて歪んだよ。その場にいる我々全員の脳も同じ形に歪んだと思う、あの瞬間。3007個の脳がペコンとなる様が今もまざまざと思い出される。暴動は暴動で、ついさっき「やらない」つって見せた11位から20位のリストに入ってた「押忍!てまん部」を、7位「べろべろ」の次にねじこむ謎構成を組んでいた。いつまで「べろべろ」にはにかむおつもりか。「べろべろ」良かったですよ*3。この日破壊の高音が少しだけハスキーなのが絶妙で、フラカンみたいな匂いも含んでそんな夜を探す道行に聞こえた。破壊の声、多分ですけど、コント最上位としてめでたくこの場で上演された名作「ハイテンションパブの反省会」の所為に他ならないのではないか*4。生半可な者が手を出せばリハ一発で喉が消し飛ぶデスコント。チャッピー*5もピンキー*6もドンキー*7も元気一杯に、オリジナル台本にそりゃもう忠実に演じてくれた。だからもう皆どうかしてたんですよ。気分は「人にやさしく」の歌い出しですよ。小園は小園でカヲルに合わせて遅刻の膝をやわらかい棒で殴り続けていた*8。石鹸は比較的大丈夫でした*9。昔の曲やる姿が男前でしたよ。中村屋は、アイデンティティであるサングラスを彼がかけるたびに大向うが歴史の男扱いしてくるくだりがあって楽しかった*10。ちなみに中村屋は80位と発表されていました*11。久しぶりにグループ魂のライブのこと書いてたら長くなってしまったな、もういいか。あとは、「スーパー!サマー!アックスボンバー!ラブハンター!06!」の破壊がカタコトチャイナテイストのヘンタイだったとか、暴動が「小さすぎて読めなあい!」て絶叫していたとか、カヲルが椅子の後ろに仕込まれた扇風機をこっそり浴びて休んでいたとか、「竹内力」も「津川雅彦」もやってくれたなとか、「TMC」で破壊がローディーの歌詞のとこにJKだけでなく贄くん*12の名前入れてあげてたとか、とかです。いったんハケてから結成メンバー3人だけで登場して往年のトリオ漫談くらわせてくれた。怒涛の勢いで聞き間違えボケを吐き続ける暴動。小走りの後いつもきれいな「し」の字でジャンプする破壊。バイト君はなんだっけ。

*1:港カヲル扮する上黒柳徹子とバイト君扮する下黒柳徹子。後ほど寺尾聰の椅子も現れます。

*2:「ところで破壊さんはグループ魂の曲、全部で何曲あるか知ってますか?」。

*3:この曲カヲルとバイト君は寺尾椅子に半分こで座って聴いてたのですが、1番終わったとこでバイト君がカヲルに「いいねー」って言ってるのが口の動きで見えて、また震え上がりました。カラオケか。

*4:ちなみに2位は「韓流」。素晴らしいワンツー。

*5:石鹸。

*6:港カヲル

*7:遅刻。遅刻!本人含む全員が悶絶した。

*8:意味がわからないですよね。小園のわるいところというかいいところが出ていた一幕だと思います。

*9:三宅ロックフェスティバルでやり過ぎてんだと思う。

*10:何度もかけたりはずしたりしたのち「こいつらサングラスに反応してんのか」と呟く中村屋が印象深いです。

*11:それが本当かわかりませんが、そこから「中村屋、80位!」「中村屋、正常位!」「正常位!」「騎乗位!」「生醤油!」と展開したところとても好い。寧ろ下ネタを入口に本当にどうでもいいなんでもねえところに着地するスタイル。グループ魂

*12:新曲のMVに出てくる贄くん素晴らしいです。出てくる時間帯含めベスト。