ハイバイ『て』

ハイバイの2本立て公演、『夫婦』の翌日に『て』を観ました。こちらはおばあちゃんが亡くなったときの話。
そしてこっちでは浅野和之に序盤「お母さんだがおばあちゃんぽくもある…」なんて思ってしまったりした。すいません。ふふふ。そのことでちょっと笑ってしまいますが、それはそれとして浅野母よかったですし、やっぱり面白い作品でした。こういう形で見るとどうしてもお姉ちゃんが悪者になっちゃうところあるよなと思いつつ、でも言うても皆いったん集まったんだよなとも思う。本当に面倒くさいよな、だって自分の都合だってそりゃあるもんな。皆我慢してる。そして自分のタイミングで「我慢しているぞ!」と言いたくなってしまう。お母さんは、あまり言わない。今回、2周目のカラオケシーン、つまり検証編でのお兄ちゃんの位置が私の席からは後ろ姿でして、表情を全く見ることができないのが、もうホント最高によかった。どんな顔でアレを目の当たりにしたのか、私のご想像にお任せされたのだ。1周目のあの目つきを思い出しながら、同じ表情だったかもしれないし、なんかもう絵のタッチから全く違ったかもしれない。やー堪らなかったです。平原テツ素晴らしいよ。この辺りは平原テツが相当持っていく訳ですがまーもう思うさま持ってかれた。あとで姉弟妹と振り返ってるお母さんの「そうだっけ?」のトーンもとても好き。そして、先に『夫婦』の終わり方がああいう温度だったのを観ているから余計に思うのかもしれないけど、『て』のラストの生命力、半端ない。生きてる限りひとつの箱には収め難い。ハイバイの細胞が動きまくってる感じの終わり方だった。