アンナチュラル

序盤の頬杖毛利さんから、UDIラボ訪れた父親が「愚息が世話になっております」と言うの聞いてる六郎の顔から、もう既によかった。六郎の学生らしさ、若者らしさ、ミコトと飲みに行ってるシーンでも屋敷さんと将棋さしてるシーンでも、そしてラストでも、とてもいい。本当にこの人がいるなあと思えるので窪田正孝凄い。ラスト、一人で泣き笑ったところと直後にラボの皆の前で泣き笑ったところ、あんなに抱えきれない感情を、零して零して描ききっていた。人魚姫みたいだった。今回神倉さんの回でもあって、“たまたま生きている”の話は静かに強く突き刺さった。大切な人と向き合わずに逃げ続けていては、その人のことも自分の気持ちも大切にできない。けどお別れを受け止めることは、つらい。クソつらいぜ。そうそうあんなにノイローゼ気味だった坂本さんが、中堂さんと互角か何なら上かくらいでやすやす対峙できるようになっているというのもとても素敵な物語だと思います。