ニッポンの河川『大地をつかむ両足と物語』

さあ福原充則が野外劇をやるぞ。てんでチケット取った。先週あたりに雨の予報出たときは複雑な気持ちでしたが、昨日にずれましたね。いや残念とか思ってませんよ。何故なら降ってなくてもさっみいの。海風が。厚着して手袋して耐えた。会場は葛西臨海公園で、開場までは波打ち際を見たり赤い夕陽を見たりで最高のロケーション。開演前には大きく色も鮮やかな月が顔を出して、諸注意・説明を喋ってた福原充則の「月がきれいですね」いただきました。
顔照らすため照明に縁取られたキャップと音響のためのラジカセとテープと、色々身体に巻きつけた役者3人の編み出す世界、哲学、命と物語。顔がめっちゃ照らされてるの見ながら、昔ながらの白塗りとかもこういうことなのかもな、とかどうでもいいこと考えたりもした。たった3人でも福原作品の愛の過激派ぶり、ロマン溢るるパンチラインは存分に堪能。ていうか3人だし装飾もほぼ皆無だから寧ろ濃厚になる面もあるのでした。長台詞もループもやがて音楽のよう。あのロマン背負える人たちには憧れしかないです。今回コレ親子の話で、なので親と子のことが出てくるんだけど、そこまた凄いんだよな。ロマンもペーソスも凄くしっかり言葉にするから、受けるこっちが言葉にならなくて木の棒拾って振り回しそうになる。野外ならではのやつ来たときはこらもう「待ってましたアー」でしたよね。全力で腕を広げた、心の中で。全部観終わって帰る道、真っ暗で公園内に誰もいなくてド深夜の気分になったけど時計見たらまだ18時過ぎだった。あんなに長い時間を旅して1時間。それと日がとても短くなったのを感じます。