エレ片IN両国国技館

エレ片、初回から知ってるとはいえ10年を追えてるかっていうとそんなことないですし、ライブに至っては1回も行ってない。なのでうかがうのはおこがましいと思っていたところ、とにかくチケットが捌ききれないという話が出てきた。ので、数日前に当日引き換えの2階席を購入しました。年の瀬、相撲をやっていない両国。駅を出るとエレ片リスナーしか歩いてない。そんな街があるものだ。
開演30分前からFPMのオープニングDJ。スピッツの「ロビンソン」から「YAH YAH YAH」かけてくれて気持ちが上がる*1。ステージに登場したエレ片は客席見渡して開口一番に「満員じゃーん」と言いきった。それは嘘だけど結構埋まっていましたよ。私の周りもびっしりでした。主に男子で。やついはハットが誰よりも似合っていてクールなオーガナイザーだった。相方今立の結婚式と披露宴でも司会顔を貫き通していた。事務所の後輩である氏神一番にマイクを与えず生声で歌わせたり*2、新婦の手紙の合間にヤジを飛ばしたり*3。堂々たる通常営業で凛々しかった。対照的に感情を露わにしていたのが片桐仁。披露宴で大槻ケンヂ峯田和伸による「BABY BABY」聴いて泣いて、直後の友人代表挨拶でも涙をこらえるように言葉を絞り出していた。直前には牧師役で大いにふざけて楽しんでいたくせに。その前にやってた歴史振り返りのくだりではこの人がどうでもいいことでキレたり泣いたりしたこともさんざん蒸し返されており、不安定や暴走も含めてエレ片の情緒担当なんだなと再認識させられる。手紙はごくごく素直な言葉で、出会ってまもなく今立が毎週のように片桐の家に遊びに来るようになったこと、男前なのになぜ俺なんかとと最初思ったけどオタクだからすぐ仲良くなれたこと、一緒にいると自分が面白い奴であると思えてしまうこと、新婦のまいさんを面白い子だと言う今立に俺の方が面白いよと思ったことなどが綴られていた。エレ片は画的なことも含めて一見やつい片桐の対峙が立つけれど、ゲームマンガ好きとしての今立片桐の親交深さが知らない人にも改めて伝わる。ツッコミという人種の観察眼に優しさや愛情を見出すこと自体は決して珍しくないけれど、その言葉に乗っている感情は長年の友人に対するもので満ちていて、だから片桐だけのものになっていた。新婦へのメッセージもすごくよかったです。今立は司会にも牧師にも各所からの挨拶にもツッコミたおして気合漲っていた。声もいつもよか太く聞こえたほど。デートで行った岩下の新生姜ミュージアムが、というか岩下食品が今回全面協力していて、来場者には新生姜が配られ、披露宴で巨大なウエディング新生姜に新郎新婦が新生姜サイリウムで入刀すると大音量でCMソングがフルで流れた。初めてフルで聴いたよ。新生姜と豪華ゲストに祝福されて素敵な宴でした。大槻ケンヂは本当にやさしいなと思ったし、レキシとのソングコントタイム楽しかったし、峯田和伸からは静かな愛嬌が迸っていた。峯田、グリーン車コントで予定にない大立ち回り*4を突然かまして借り物の座席セットを壊していて微笑ましい。演技を続けながら直そうとする片桐兄さんも微笑ましかったです。

*1:その次は「ラブストーリーは突然に」でした。

*2:なんせ会場デカいのでうっすらとしか聞こえず。直後の峯田和伸には普通にマイクを用意してたので一層残酷な仕打ちに映りましたが、ここのラジオじゃそういう扱いでよいという理解に会場は包まれていました。

*3:その都度新郎がフォローしていた。

*4:座席の背もたれを後ろから飛び越えて頭から転がり落ちる。