真田丸

最終回。BSで見たとき三十郎んとこからボタボタ泣いて、途中何度かクスと笑って、最後テーマ聴きながらえぐえぐ泣いた。後者は、半分はやはりくやしくて泣いていたと思う。前者は、内記や作兵衛のとこも同じで、上田からの人たちの姿が強烈に心を揺すったから。ずっと信繁の目を通して物語を見てきたテイだったけど、そこに居る信繁のこともずっと見てたのだった、私たちは。長男でない、織田でも豊臣でも徳川でもない、そして天才でも勝者でもない彼を。彼が映し出してきた周りの人たちが、彼への思いを表し彼のことを映し出す。彼のようにあれたらと口にする武将もいたけれど、実際そうしないのはだってそんな場所でそんな風にあることが普通に考えたら生きやすい選択肢ではないからだ。憧れたりするのはずるい。とも思う。あの場所で破滅の美学や死に様なんかに心を寄せず生きるなら何を胸に抱いて走るのか。物語の終盤、真田左衛門佐と三谷幸喜はずっとそこと戦いそれを見せてくれた。最後に笑ったこと、うまくいかなかったなとかけど面白い人生だったなとか、そんな優しさが含まれていたならいいなと思う。不恰好で愛おしい貴方だけの一生を、多くの人が忘れたくなくて今に伝えてる。明日からまた沢山の人が語るでしょう。そして私は明日の朝に目を腫らしたくない。おやすみ源次郎。1年間楽しかった。