大パルコ人3 ステキロックオペラ『サンバイザー兄弟』

もはやパルコでも池袋でもない、ここは大阪・森ノ宮。何でもいいから少し遠出したい気持ち*1に、この時期そろそろこういうの欲しくなってくる頃だろうという予測、あと劇場から真田丸あった辺り近いから最終回を前に行ってみてもええやんけという適当なエクスキューズをまぶして、チケット買ったのが数週前。グッジョブあの日の私。元気出ました。真田丸跡に関しては今訪れたとて決着はとうの昔についているし、大阪城を眺めたとてアレ豊臣バージョンじゃないって『ブラタモリ』で学んじゃったし、何をかせむ。ただただその辺りをウォーキングしました。
久しぶりに見た赤いの青いの、一体感が増していた。増子直純瑛太もやっぱカッコイイ。ひとかどの人物ですよね。シメに入ってくるとこでのキンメの歌とヒカルの一言、どちらもプレイヤーの実力魅力が濃縮還元されてキラキラと幕を閉じる。増子直純のあそこの歌は、正月明けに学校・会社で「紅白見た?あれ凄かったよね流石だわ」てやり取りが散発するクラスのやつ、つまり全部持ってくやつで。正直増子兄ィの声いまだいぶガッサガサですよ喋ってるとき。でも歌うとき多分すごくいい油が出ている。そういう身体を持っている。瑛太はテレビ見ながらの最後の一言で自身のみならずこの物語の包容力をもクッと上げてくるあたり伊達に瑛太じゃない。バカみたいな言動、へんな笑顔、諸々この人の骨の強さみたいなもんとのギャップで独特な可笑しみ醸し出すのも凄くいい。大パルコ人1とも2ともまた違うツインタワーがそびえ立っていました。独特な可笑しみでいうと龍野ウロ子さんもだいぶ訳わかんない*2。皆川S太郎に至ってはもはや皆川猿時のよさとはまた別に時間を取って語りたいほど。宮藤官九郎が生んだ名キャラクターの一人として後年図鑑に載るとよい。イジられないポジションの通路脇席を確保して頼もしさ抜群の三宅弘城ノコも間近に堪能しました。あとアレよ、大阪のお客さんすぐ立つ。かわいい人たちだ。

*1:ある程度の距離を動くこと自体で得られる爽快感てあると思います。新幹線だし。富士山見れるし。

*2:誉めてます。作った人どうかしてる。彼女のヤバさキビさはくだらなさとリヤル世界が共存してて細部いろいろ引っかかるの面白い。