真田丸

序盤の兄上のアンビバレンス*1と姉上の清々しき情緒なさ*2、そして片桐殿の一連*3でもうお釣りがくるのに、このあとの話が今日の本題。軍議で牢人衆が争っているのは戦法戦略じゃ全然なくて、自分の得たい取り返したいものだったっていう。今のところ武士としてどのくらいの賢さや戦力があるのかわからない、このドラマこれまでの中で最もデコボコな座組を思いきり逆手に取って負ける気がしないとかます信繁。ハッタリに、何が真実味を与えるかを、いいハッタリかませる奴は皆知っている*4。どんな結果が待っているか知っているからこそその強さが心に響くよ。逆に結果しか知らないんだろ、そんな風に言われてるような気分でもあります。そしてこの5人それぞれの強いところをいずれ戦場で私は見つけることになるのかななんてことも思う。そんでもってその諸々を経たあかつきに、最後の5分か10分そこらで裏返しに裏返されるあの展開。いつの間にか全力で「てめえこのジジイ!」とか「行けー!」とか「おいてめえババア!」とか脳内応援上映状態になるほど心がのめり込んでいた。大野修理が戦ってくれたの地味ながら凄く嬉しい。だからこそ私は淀殿のことババア呼ばわりしてしまったんだ。すいません。

*1:こんな矛盾したこと言ってる人がこんなにまともで誠実に見えるんだぜ。人間ってなんだろうな。兄上に思い入れ過ぎて最近じゃCMで鍋のそばで数人の大泉洋が小粋に歌ってるのとか見ても「そういうんじゃない…」て気持ちになるほど。

*2:木村佳乃は本当にこういうの似合う。

*3:小林隆、ああ小林隆

*4:知ってるからってかませる訳では無いところがまたね。