カジャラ『大人たるもの』

小林賢太郎コント公演in横浜。小林賢太郎も拝見するの久しぶり、そして昨日に続き今日も1階席後方から幕開けを見つめる形になりました。さーどうなるカジャラ、何なんだカジャラ。
面白かったです。で、なんか感動してしまったな。理由は幾つかあって、ひとつはやっぱり純粋に楽しめたからだと思う。実際ウケていた。私の右隣も左隣も沢山笑っていた。それから、片桐仁片桐仁たる所以か何か、そういうやつを目の当たりにしたこと。色々組み合わせの変わる某コントにて芝居巧者だらけの中、図抜けた存在感、本物感、何ならその道における格上感さえも放つ様。まさにモジャー級もといメジャー級。持ち前の鬼才と鬼性格*1、体ににしみついているであろう演り方、そしてこの何年かに役者・コント芸人としてバキバキに現役やってきてるが故の成長も、全て消化してのあの姿なんではないかと思う。今回小林賢太郎片桐仁にオファーしたの、勿論今回やりたいことに必要だったからでしょうが、一方で声かけたくなる、声かけざるを得ないほどの魅力が今の彼にあったからでもあるんじゃないかなんて思っていたのでした。あともうコレは全く関係ない話になるけどその片桐仁が炸裂してるくだりを見ながら私は今もう解散してる別のコンビのネタの感じを凄く思い出していて、ああこういうのこの世界に今もあるんだなとか考えていた。おい本当に関係ないな。本筋に戻ります。小林賢太郎のコントは今回も小林賢太郎らしいちょっとすました遊びに満ち、それでいて5人の役者の肉体を通すことで生身の熱量を湛えるのでとても面白い作品に仕上がっている。小林賢太郎がコントとして書くコントにこそある演劇性やストーリー性、久しぶりに見てあーやっぱりこの加減だよなーと思います。某居酒屋コントなんかもう見ている間気持ちがずっと充実していた。ああいうの竹井亮介安井順平の両氏によるところも大きくて、貢献の諸々を「上手い」にまとめちゃうの勿体無いんだがまー結局上手い。安井のペーソス凄くないか。竹井の器用さ便利過ぎないか。辻本耕志の立ち回りも流石の小林組という安心感と愛嬌があって、いやいや愉快な5人組でした。

*1:そんな言葉はねえけども。