真田丸

一筋の涙と幾人かの忠実な家臣を残して、豊臣秀吉逝く。強烈だった。賢さと愛嬌と恐ろしさは初めて会ったときから感じていたと思う。その光が消えてゆくのを見るのは苦しかった。私でそうなのだから治部殿や信繁の苦しみははかり知れない。知れないし、耳元に遺された言葉は呪いのように残るだろう。自分にとって大切な人の言葉しか、呪いにはなり得ないのではないかとすら今日のを見ていると思う。治部殿ホント見ておれない。挙句唐突に褌一丁のシーンがインサートされている。佐吉落ち着いて、佐吉の描写も落ち着いて。父上がああいうことになると途端に格好よさを取り戻す様に少し笑い、そして煙幕引いてゆく中で出浦殿と鉢合わせたときの兄上の顔が忘れられない。どんなに父上が頼もしさを取り戻して見せても、今の真田の柱は信幸だと私は思っているから。豊臣の話に戻るけれど、寧様が最後まであのようであったの本当に凄いことだなと思う。茶々も阿茶も凄い女子だけど、寧の器凄い。いい奥さん貰ったんだな秀吉。ラスト、一筋の涙がまだ何か追うように流れて一生が終わる。幸せだっただろうか。貴方いまでもこうしてずっと語られ続けるどえりゃあお人になっとりますよ。

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