『ヒトラー、最後の20000年~ほとんど、何もない~』

初日です。自分で初日や楽日を取ることはあまりなくて、今回も友人に取ってもらったものです。そして同じく取っていただいてあった夏の劇団☆新感線のチケットを受け取る。そちらは初日でも楽日でもありません。
こちらを、周りを、なにか現れようとするものを叩き潰してくるようなナンセンス。ケラリーノ・サンドロヴィッチがツイートで「果敢な公演」と言ってて、その意味で言ってるかはわからないけどしっくり来るなあと思う。何度もぶちのめしに来るしタックル仕掛けてくる、よく仕込まれたスポーツチームのような集団だった。しかも、超絶くだらない顔と身体で。そしてその中にあってなお、大倉孝二の打点の高さには目を見張る。ずっと見ていたいし彼もずっとやってられそう。まあずっとは嫌か。賀来賢人もいちいちいい仕事していて、私はまだそんなに多く見てない役者さんなのですが何なんだろう、センスのよさなんでしょうか。成海璃子はヒロインの任も果たしつつ終盤で開放的な笑顔して踊ってる様がたいへんチャーミングでした。オープニングもクライマックス的演出シーンもただくだらなさを指向していて笑うしかない。くだらない諸々の中には私にとってケラ印とも言えるようななじみあるやつもあって、その懐かしさにも微笑みました。