コクーン歌舞伎『四谷怪談』

4年ぶりに来たコクーン歌舞伎。四谷怪談はコクーンでも2度目です。中で食べていいのをすっかり忘れていて弁当買ってかなかったな。
見ながら「ゲスだなー」「地獄だなー」て何度も思っていた。「ゲスだなー」とか思うのは今年だからかもしれない。スーツやシャツ着た現代人がうろうろしていたし、今と繋がってんだなと思ってて、あと昔の人も今の人も皆たまっているからなんだか地獄なのかなと思っていました。お岩の地獄みたいな状態えんえん見つつ。鼠は、やっぱモノに笑っちゃうところもちょっとあるんですけど同時に状況としてはだいぶ怖いやつでもあるので、見ていて感情がちょっと面白い状態になる。「いやいやいやいや、だめだめだめだめ、怖い怖い怖い怖い」みたいな*1。アレ何でしょうね。ラストの、担々麺ならば相当咳込むタイプの地獄をド迫力の絵面で見てうわーってなって終わった。あれ、あのアレは無いんだ、てわかりやすく拍子抜けしたところもあったけど、このコレと引き換えってことなのかな。花道代わりの通路の、役者が引っ込むハケ口に近い席で見てて、あそこに飛び込んでくとき勘九郎の直助がカッと牙をむいたのワアッてなった。いやそんな細かいとこだけではなく板の上でもいろいろ格好よかったですけど。

*1:『週末TSUTAYAに行ってこれ借りよう』で紹介されてた『マッキー』でもなった。『マッキー』、見くびってたけど結構入り込んで見ましたよ。感想はまた別途。