真田丸

ここから大坂編とのこと。新たな登場人物が押し寄せる中、兄上は上田で今日も父のおもしろを引き出すよき長男としてフリにフッていた。嫁と間違えて母に胸のうちを聞かせてしまい狼狽えるも、誰も意に介していなかった。兄上の世界はこんなにもサディスティック。上杉景勝は信繁の前では見栄でもかっこよくいたいのかなと思わせといて「ねえやっぱやめようかなどうしよどうおもう?」みたいなこと言ってくる流石の乙女ぶり。自分のようにはなるなって、叔父上もいつか言っていたなあと思い出す。皆迷いながら嫌になりながらやってんだな、おっさんだから顔に出さないだけで。そんな中「お前の親類がそそのかさなければ」「殿にはご恩があったのに」とあまりに素直な恨み節の石川数正がいて、信繁もストレートに「そそのかされた自分が悪いのでは」と返すのだけど、そのあとの「しょうがないですよ、もう裏切ってしまったんですから」は身も蓋もないようでいて真実味のある言葉だった。御恩と奉公とか言うように恩義でもって仕え働いてる時代にやる裏切りってのは、戦国時代の日常かもしれないけどやって心痛めることも少なからずあったかもしれないよななんて今時の感覚で考える。石田三成加藤清正も楽しみです。熱さと冷たさ、どちらがどう入れ替わっても見応えありそう。

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