『実況中継のススメ』

およそ1年前に第2回を駅前劇場で見た。小劇場B1で催された今回はもう第4回だそうで、その間に1人が逮捕されて欠員、2人がコンビを解消してピン芸人になりました。とオープニングでワイワイ話す面々。新たに三拍子高倉が加入して8人でのトーナメント戦となりました。そう、1回見ないうちに随分ピシッとしてる。なんかの映像見て実況、的なやつは影を潜め、己で話を創りあげながらその場で喋るのが基本になっていた。回を追うごとにストイックさを増しているとはMCであり企画にも携わる麒麟川島の弁。お題決まってから2分そこらでシンキングタイム締められ独り語りのスタートきられるので確かにプレッシャーのキツイ企画で、それでも出場する皆さんは経験値によるものなのかオチ固めたり発想で飛躍したりととにかく見せ場は作ってくるので流石だと思いました。準決勝、花粉ひと粒と渋谷のシアターDとの戦いを実況せよという平成の一休さんかっつう難題で喋りきったハマカーン浜谷はやっぱし何とかしてくれる男だったし、1回戦でピカチュウが桃をポカポカ叩くという和みの一戦を届けた浜村孝政はポケモンショックに散ったけれど、桃がキレイなお皿に載せられてるというなんの意味もない言及が個人的にはめちゃ面白かった。同じく1回戦で敗れたけど天津向はやはり地力秀でてるなと思うし、三福エンターテインメントがあの短時間ではじき出すストーリー性にもわくわくさせられる。ラブレターズ溜口は阿部サダヲならぬ本家・阿部定をお題に選んでおり、敗れたものの途中なぞのグルーヴ感はしらせてたのがよかったです。ただもうとにかく今日はオジンオズボーン篠宮の日だった。無敵でした。心技体揃ってて最高のコンディションだったんではなかろうか。あれだけノッてたからか肌ツヤさえも抜きん出てたような気がします。あの川島を前にしてもなお負ける気がしなかったもんな。それって凄いことです。格好よかった。