真田丸

前回がソレ1回でも楽しめるものだったのに対して今回はここまで見続けてきたから味わえる楽しさが沢山あった。前回までの自信に満ちて物怖じしない信繁を見てたからこそ今回の落ち込む姿、落ち込む理由がわかるし響く。優れた勘でもって博打に出る豪快にして飄々とした父上がここのところずっと閃かずにいたのを見てたから、ラストでの大復活にこちらも吠えてしまった*1。父上をずっと見てきたのは息子たちも同じで、だからあのとき父を見る二人の表情も印象的でした。信幸の真っ直ぐさ、それを言われて「そうあるようにずっと父上に言われてきた」と父に返す様を見ていて、本当にいい息子だと私は思う。かわいい息子だと思う。父もそう思っているんじゃないかなと、そうだとしても信幸に伝わる日はなかなか来なそうだけど、私は思いますよ。お父さん家族のこと結構好きだと思います。ラスト手前の父上と信繁のシーンよかったな。あそこで信繁は、姉を守れなかったことや自信を失ったことを話した訳ではなくて、ただ信濃の山と大地のことを言ってる。それで父が言葉を返したときに、急に信繁すこし泣きそうになるのだ。私もすこし泣きそうだった。悉く信繁に近い視点で居られてるんだなと思う。一方で初登場の北条氏政羽柴秀吉、初見でわくわくさせてくれた。氏政の抜きん出た不気味さ堪らない。このひと見たあと見る徳川家のほのぼの加減はどうだ*2。秀吉はまだ全然わからなすぎる。映像も途中で止まっちゃってこの情報の少なさ。父上も滝川一益*3にどういう人なのか聞いていた。こういうのまたわくわくするのである。どこから見せるか、誰にいつ伝えるか、どう解釈させるか、この計算。三谷幸喜の脳を全力応援です。甘いものとかあげればいいのか。

*1:心の中でね。

*2:本多忠勝藤岡弘、がまたチーム狸の中にあって全然別の信念貫いててちょい浮いてる感じを体現してて良いんですよ。前回一緒にほくほくおにぎり食べてたのとかも込みでお見事だ。

*3:今日は正面から「信用できない」て言ってくるんだけどこの人は腹に一物みたいなの感じさせなくてそれがまた良い。よっ段田安則!て思う。